当院の研修プログラムについて

  こんにちは。研修医1年目もまもなく終わりに近づいています。研修生活は毎日充実しており、あっという間に過ぎていきます。学生時代と比べ、やらせてもらえることがはるかに増え、少しずつできることも増えて、日々やりがいを感じています。

 今回は当院の研修プログラムについて研修医目線でお伝えします。

 

 当院の1年目のプログラムは次のようになっています。

<内科7週間×4科、外科8週間、麻酔科8週間、救急科4週間、精神科4週間(外部)>

 また、救急科を回っていない時は週2コマ救急当番があります。

 学生の病棟実習は1診療科あたり23週間程度だと思います。それでも長く感じることもありました()。当院の内科、外科、麻酔科は研修期間が長めで、研修開始前はこんなに1つの科で頑張れるのかと不安でした。しかしすべて回り終わった今、病棟実習と初期研修は違い、初期研修は1つの科で慣れるのに6週間くらいは必要だなと感じています。そして78週間かけて回っても、まだまだ学びたいことはたくさん残っている気がします。

 また、どの内科を選択するかは迷うと思いますが、症例の幅が広い消化器・循環器・呼吸器は回ると勉強になると思います。研修医は「経験すべき29症候・26疾患」に関して、日常業務で書く退院サマリー(病歴要約)に加え、考察を書く必要があります(細かい書式やルールは病院によります)。「経験すべき29症候・26疾患」には消化器・循環器・呼吸器科で得られる症例が多く含まれています。当院ではこれら3科が内科の中でも必修です。

 実際に1年間研修して、診療科・期間ともによいプログラムであると感じています。欲を言えば、進む診療科を迷っている研修医のために、自由選択研修が1年目でもできたらいいなと思っています!

 

 2年目は小児科4週間(外部)、産婦人科4週間(外部)、地域医療4週間(開業医)が必修でそれ以外は自由選択研修です。大学病院での研修や自由選択の地域医療研修については当院の他のブログをご覧ください!

 

 ちなみに、先日研修医1年目で同期旅行に行ってきました。グランピングでおいしく楽しく過ごしました!


 最後に、第119回国家試験を受ける後輩たちがベストを尽くせるように祈っています。





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